情報言語基礎論

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
165551   人間科学科 後期 2・3・4 2 間 道秋

授業の主題(テーマ)
アルゴリズム表現とデータ構造入門

授業の目標(講義概要)
アルゴリズムとは、問題を解くための計算法(手順)を意味する.コンピュータ上で動くプログラムは、アルゴリズムを命令セットとして記述して、コンピュータが問題を処理できるようにしたものである.効率的なアルゴリズムの実現には、問題の対象がもつ構造と情報を如何に適切にデータ化するか、というデータ構造の選択が重要となる.この講義では基本的なアルゴリズムとデータ構造、その表現方法(流れ図)を例題を通して学ぶ.

授業計画
1 アルゴリズムと流れ図
1.1 アルゴリズムとはなにか
1.2 流れ図記号
1.3 流れ図の例
2 流れ図の書き方1
2.1 流れ図作成上の注意
2.2 基本アルゴリズム1
3 データ構造
3.1 配列
3.2 リスト構造
3.3 スタックとキュー
3.4 木(トゥリー)構造
4 流れ図の書き方2
4.1 基本アルゴリズム2
5 アルゴリズムの計算量と正当性
5.1 アルゴリズムの品質
5.2 アルゴリズムの計算量
5.3 アルゴリズムの正当性

評価方法
提出された宿題、期末試験

テキスト
プリントを配布する.

備考
毎回プリントを配ります.
授業中に多くの質問をして皆さんに考えてもらいます.
宿題をしばしば課します.